ホーチミンには富裕層向け高級クラブがいくつかある。客層はシンガポール・香港からのビジネスマンや韓国人・中国人・ベトナム人富裕層が中心。日本人を見かけた事はない。日本人は8割がレタントン、残り2割がパスター通り、ベンタイン市場周辺、ブイビエンで夜遊びしている。レタントンでの夜遊びに飽きたらチャレンジして欲しい。

MZ Clubはホーチミン・ブイティスアン(Bui Thi Xuan)通りにある。1階部分は小洒落たMZ Restauant(WineBar&Dining)があり、正面右手に男が2〜3人待機しているので、その男に向かって「ミュージックバーへ行きたい」と言えば案内される。通常1階レセプションには美女が一人、左手の階段を登ると2階レセプションがある。

特に要求しなければ、マネージャーが選んだホステスを勝手につけて来る。全体的なレベルは高いので、そんなにハズレが来る事はないと思う。選びたい場合には、トイレに行くふりをしてレディを一通り見れば良い。待機のなかに一緒に飲みたい子がいたら、マネージャーや支配人に伝えれば席に呼んでくれる。

ホーチミンにはMz Clubのような高級クラブがいくつかあるが、高級かどうかを見分ける基準として「トイレ係がいるかどうか?」は目安になる。高級クラブであれば、トイレ前やトイレ内にスタッフを配置しており、ドアを開閉したりおしぼりを渡したりしているはずだ。彼らはもちろん給料がないので、2万ドン(約100円)くらいチップをあげるのが礼儀となる。面倒な常識が多い高級クラブだが、慣れてしまえば普通になる。

ドレスコードは「短パンNG」となっている。上はTシャツでも問題ない。サンダルよりは靴の方が良いだろう。何故なら「富裕層=車」なので、雨だろうと靴なのだ。ホーチミンもバンコクも南国ですから、欧米のドレスコードに比べれば格段に甘い。美女とデートで高級レストランやスカイバーへ行った時、ここでの経験が生きて自然に振る舞えるようになる。ホーチミンの日本人街は本当に狭くて、どこで飲んでてても誰かに見られている。

せっかく海外まで来たのだから、色々とチャレンジして欲しい。予算は初回3万円くらい、ボトルがあれば1万円以下で楽しめる。ここホーチミンでは高額だが、日本の銀座なら軽く15万コースだ。レディのレベルも高いし、富裕層の接待にも使える店だろう。存分に異国情緒(夜)を味わって欲しい。