ホーチミン1区ティサック(Thi Sách)通りにあるカラオケ店アオザイ(AoDai)、在住者なら1回は遊んだ事があると思う。レタントン通りの蟻(Ari)同様、可もなく不可もないカラオケ店だ。旅行者の方なら「容姿」が最優先になるはずで、20名前後の規模感と、飛び抜けて可愛い子が居ないことから、アオザイ(AoDai)と蟻(Ari)は入りにくいかもしれない。

私は両店ともに年2〜3回のスローペースで遊んでいるので、正直な感想をレビューしておく。まずはティサック(Thi Sách)通りの日本人向けカラオケ店アオザイ(AoDai)から。レタントン通りからティサック(Thi Sách)通りへ入ると、Lipsというカラオケ店の並びにアオザイ(AoDai)がある。

ホーチミン・カラオケ店アオザイ(AoDai) ホーチミン・カラオケ店アオザイ(AoDai)

7時を過ぎると店頭でご飯を食べ出すレディが数名いる。こういった仕事前の風景は、バンコクのタニヤ通りと同様だ。毎回あまり期待しないで入店するため、入ってみると意外と可愛い子が居たりもする。20名前後の中規模店なら可愛い子は居ても2名程度だ。ただし、容姿だけを求めなければ、楽しみ方は沢山あると思う。

アラサーレディの高い寛容度だったり、容姿は並みだが至れり尽くせり何でもしてくれる事も。アオザイ(AoDai)や蟻(Ari)なら、まずボラれる事も無いと思うので、一度覗いてみても損はないと思う。なぜアオザイ(AoDai)と蟻(Ari)を一緒に書くかだが、どうやらオーナー同士が友人のようで、稀に女の子を融通する事がある。

例えばアオザイが混んでいる上に、さらに団体客が来たりすると女の子が足りない事も。そんな時、蟻が暇なら蟻からゾロゾロとレディがやって来て選択の幅を広げたりするケースもあった。男性向けカラオケ店では、基本的に指名したレディと客の1対1の付き合いとなる。従って経営サイドの裏事情に興味はないし、読者の方々もお気に入りの子を見つけて楽しめれば、それで良いかと思う。

半年間隔くらいで飲みに行けば、女の子がそれなりに入れ替わっていて楽しめるかと思う。どちらかと言えば在住者向けと言える。料金(値段)は飲み放題で1,000,000VND(約5,000円)をみておけば良い。レタントン界隈の日本人カラオケでは標準的な料金(値段)だ。時間制ではないが、長くても2時間も居れば十分だろう。女の子へのチップは20万VND(約1,000円)〜50万VND(約2,500円)が相場。

ちなみに私がよく一緒に飲む友人2人はチップをあげないケースが多い。チップに関しては、あなたの満足度に合わせて、上記範囲で決めれば問題ない。アオザイ(AoDai)でお持ち帰りがあるかどうかだが、1回だけ「私、今日誕生日なので一緒に帰るの無料だよ」という、何とも魅力的なオファーがあった。

無料なら持ち帰りに決まってるという訳で承諾したら、営業中の9時半くらいには一緒に退店となったので、持ち帰りはあるのだろうと思う。この辺詳しく聞いてはいないが、基本的に持ち帰りなしの店なら営業終了後でないと一緒に帰れないはずだ。彼女とは定番のグエン・フエ通りでデートして一緒に家へ帰った。

グエン・フエ通りでは恐ろしく安価な路上売りのドリンクを「これ安くて美味しいよ」と勧められ困惑した。ちょっと飲んでみたが、特に腹を壊すような事はなかった。読者の方々も、路上販売のドリンクや食べ物・氷には十分注意されて欲しい。蟻(Ari)は最近行ったが可愛い子が2名ほど居た。

顔がとにかく可愛い子を選ぶと、「私、日本人に人気があるので、遅い時間だと既に指名されてます」とのこと。「そうですか」としか返答のしようがないトークだ。可愛くなければ許されない。蟻には日本語堪能な子もチラホラいるので、旅行者の方でも結構楽しめるかもしれない。

蟻(Ari)は昼間はカフェになっており、夜になると外から数名のアオザイレディが見えます。たまに行くのならOKのカラオケ店かと思う。蟻(Ari)の悪い点をあげれば、お客さんが帰るときに待機のレディが階段下でタバコを吸って居たりするのは印象が悪い。厳しいママがいる店ではあり得ない光景だ。

まぁそれでも楽しい感じで送り出してくれるので、咎めるほどでもない。夜遊びに慣れていて、どんな店でも何だかんだ楽しめる中級者なら、蟻(Ari)的な中規模+老舗も良いかと思った。

  • 場所:7, 15C Thi Sách, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh
  • 場所:54 Lê Thánh Tôn, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh