日本人街タイバンルン・ヘム(hẻm,路地)内にあるガールズバーWIN BAR(ウイン・バー)へ行った。WIN BAR(ウイン・バー)の場所は、移転した「とみだやラーメン店」の向かい側。木目調の外観からして、長らくWine Bar(ワインバー)だと思っていたが、入ってみると一般的なカウンターバー(日本でいうガールズバー)だった。

「あれ?ワインバーじゃないの?」と尋ねると、「WINバーです」と返ってくる。ここはワインバーではなく、WINママがいるウインバーなのだ。従って日本人が想像するようなワインガールズバーではないし、ワインに合ったおつまみもない。ところがWINママは話してみると、その人柄の良さを感じずにはいられない素晴らしい人物だった。

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最近ホーチミン日本人街のガールズバー(カウンターバー)は、一部の繁盛店を除き明らかに下火だ。コスパが悪いのでリピートされない。なぜ客足が遠のいているのかを考える人もいないので改善されないという悪循環だ。それでも日本人街にあるから、単発の旅行者は訪れる。在住者はホーチミンの夜遊び相場を知っているため、1回行ってもリピートはしない。ただ「高い」と感じて終わりだ。

この日は2人で来店、私がビールを1杯、連れが酒を2杯、女の子3人にそれぞれ1杯とママにも1杯。テーブルチャージ(T.C)もあると思うが、総額1,300,000VND(約6,500円)だった。一人あたま3,000円強の料金(値段)になる。ホーチミン日本人街のガールズバー(カウンターバー)のライバルは、言うまでもなく日系カラオケだ。カラオケだと「指名・飲み放題・時間制限なし」で約5,000〜6,000円が相場。

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ガールズバー(カウンターバー)ならカラオケ料金(値段)の半分でなければ客足は遠のくだろう。実際に最近は思い切り客足が遠のいている。コスパの悪さを除けば、良い店・楽しい店も沢山あるだけに勿体ない。WINママは人柄よく、日本語も堪能なので、旅行者の方はホーチミンで疑問に思うことがあれば、WINママに聞いてみては如何だろうか?きっと良くしてくれると思う。